日刊コタノト。

ランニングと「食」を中心とした日々の雑多な記録を綴るノート。

遅読のススメ

ゆっくり読むのに適してる本て何だろう、てことを考えてみました。

朝日新聞で再連載中の夏目漱石『こころ』を読んでいて、小説を毎日少しずつ読んでいく楽しみに目覚めてしまいました。

これってうまいことやれば自分でもできるんじゃないかなあ、と思ったので、やりかたや、どーゆう小説が向いてるか、てのをちょっと考えてみました。まずは遅読の基本ルールから。

1. 毎日読む

一定の分量を「毎日」読み進めます。いうまでもなく「毎日」必ず、てところがポイント。読む分量が少なすぎる (とゆうか読まない) のはもちろんのこと、たくさん読みすぎてもいけません。

先を読みたい気持ちをグッと我慢して、明日に楽しみをとっておこうとゆう気持ちを保ちましょう。

2. 読む分量は一日10ページ程度

あまりに短いと内容が入ってこないですし、長すぎると毎日続けることが負担になってきます。

どれくらいの分量が負担か、てのは読書力とも関係するので一概には言えないところですが、ぼくの場合は10ページ程度かな、とゆう感覚です。

内容が入ってくるかどうか、てのも本によりけりですが、これもやはり小説の場合、10ページくらいは一気に読みたいかなとゆうところです。

3. 時間をかけてゆっくり読む

普段のペースよりもゆっくり読むよう心がけましょう。

ぼくは普段、だいたい1ページ/分くらいのペースで読んでるんですが、遅読のときは10ページ読むのに最低20分は割り当てようかなと考えています。

普段よりも倍、時間を掛けることで、読みながらいろいろと考える時間が増えるのがいいですね。

あとは先を急がなくていいので、わからない言葉を調べたり、舞台となる場所の地図を眺めたりと、余計なこともいろいろとできます。

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ルールはこんなところかなあ。意外と少ないですね。んじゃ次は、遅読を実現するためにはどんな小説が向いてるだろうか、てところを探ってみましょう。

4. 再読する

やはり一度読んであらすじは頭に入ってる本のほうがいいかなと思います。

一度といわず、何度も読んでいるような大好きな小説を、じっくり読んでみると、また味わいが違ってくる、なんてことはよくあるはなしです。

遠くへいくときに、移動速度が変われば見える景色は変わりますよね。読書だっておなじです。読むペースが変われば、味わいも変わってくる、かもしれません。

5. 原作本や歴史小説を読む

あらすじがわかっている、とゆう意味では、再読でなくても映像化の原作だったり、あるいは歴史小説なんかもいいかもしれません。

どこが違っているのか (あるいは同じか) 、その時代には他にどんなことがあったのか、小説自体には書かれていない事柄にも想像を巡らせながら、ときには調べたりして読んでみると楽しいんじゃないかと思います。

6. 言葉を噛み締めながら読む

せっかくゆっくり読むからには、文章そのものをじっくり味わいながら読みたいものです。

そのためにはそれなりに美文名文を読むのがいいように思います。そーなると文芸史に名を連ねる文豪の小説、てことになりますが、ぼくはあんまりそーゆう本読んでこなかったからなあ。「3. 再読する」と矛盾してしまいます。

まあでも、物語を追うタイプの小説はあんまり向かないのかなとは思います。会話ばっかりで余白の多い小説とか、テンポ重視の小説だと、10ページなんてあっとゆう間に読めてしまいますからね。

あとは、ある程度古くても残ってるような小説は名文である可能性が高いんじゃないかとゆう気がします。自分が生まれるよりも前に書かれた小説、とか縛りを設けて探してみようかなあ。

7. 区切りにいい小説を読む

10ページずつくらいのペースで読むためには、それくらいのペースで節なり章なりが区切られてる小説がいいように思います。

まあ変なところで切れても気にならないならいいんですが、ぼくはどうも、それなりに区切りのいいところで中断したいタイプなので。

新聞連載、雑誌連載がベースの小説は、こまめに切れてて読みやすいです。

ちなみに読み始める前に、その日のゴールまで一度ページを繰ってみると、今日はこんだけ読むのか、てのが感覚的にわかっていいように思います。

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こんなところですかね。必ずしもすべてを満たす必要はないと思いますが、心がけとして頭に入れておくと、遅読が一層楽しくなるんじゃないかと思います。

ぼくは、元来「速読」はできないとゆうか、普段から本を読むのは遅いほうだと思っています。すっ飛ばして読むってのがどうも好きになれないですし、それならいっそのこと、めちゃくちゃゆっくり読むほうが楽しいんじゃないか、てのもこんなことをやってみようと思った理由だったりします。

そもそも頭の回転も遅いですからね。反射神経、鈍いんです。それよりもじっくり考えたいタイプとゆうか。例えばゲームなんかも、アクションや格闘ゲームは大の苦手でした。それよりはRPGシミュレーションゲームなど、ゆっくり進むほうが好きだったしなあ。

つーわけで、速読はイヤだけど遅読は楽しめるかも、てゆうぼくと似たタイプのひとは、ぜひぜひ参考にしてみてください。遅読文化はやらせましょう。