日刊コタノト。

ランニングと「食」を中心とした日々の雑多な記録を綴るノート。

夏目漱石『こころ』の連載が面白い

100年ぶりの連載。高校の国語思い出すなあ。

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4月20日から、朝日新聞朝刊で夏目漱石の『こころ』が"再"連載されています。

<お知らせ>「こころ」100年ぶりに連載 夏目漱石の代表作 4月20日スタート:朝日新聞デジタル

以下のデジタル版でも読むことができるようです。

夏目漱石「こころ」:朝日新聞デジタル

毎朝読んでいるのですが、これがかなーり面白い。これまでも新聞は毎朝読んでいましたが、どちらかとゆうと習慣的に読んでいるといった感じで、開いてみて面白い記事があるとうれしい、みたいなスタンスでした。

これが『こころ』を読みはじめてからは、毎朝新聞読むのが楽しみでしょうがない。それくらいワクワクしながら読んでいます。

100年ぶりの連載とゆうことなので、リアルタイムの連載を知ってるひとはもうほとんどいないと言っていいと思うのですが、当時はどんな感じだったのかなあ。なんて想像するのも楽しいです。

まず分量が素晴らしいです。今の連載小説って、短すぎるんですよね。入り込む前に終わっちゃうとゆうか、あんまり集中できないから頭に残らないんです。

『こころ』は今の倍くらいの文章量があって、ギリギリ「読んだ感」が得られます。

『こころ』は全篇読んだことはあったかなあ。高校の国語の授業で一部やりましたし、国語の先生が教科書無視する先生だったので、教科書に載ってる以外のところも授業でやったような気がするんですが、全部読んだかは怪しいですね。

まあでも肝心の部分、いわゆるオチはわかってるので、ある程度気楽に読めるようなところもあります。これも楽しく読める一因なんじゃないかなあ。

物語を真剣に追わなくていいので、漱石の文章そのものにも注目する余裕があります。キレイな文章を味わって読む感覚が心地いいです。

やっぱり現代からするとちょっと固い文章のようにも感じるんですが、何だかスッと情景が浮かんでくるんですよね。読みやすい。リズムがいいのかな。文豪はやぱすげーです。

当たり前ですけど本屋さんいけば文庫本を買えますし、著作権切れてるからそれこそkindleなんかだとタダで読めちゃうんですが、毎日ちょっとずつ読んでくのが味わい深くていいです。

古典 (もう古典と言っていいだろう) は少しずつ、噛み締めながら進むほうが楽しめますね。連載に合わせた関連記事なんかでいろいろと解説も聞けますからね。

むしろ連載が終わったあとに、もう一回通して読み直したくて文庫買う、みたいな流れはあるかもしれませんね。

そいえば連載の切り抜きを貼れるスクラップノートみたいのも発売されるみたいです。さすが朝日、商売上手笑。

過去の名作を再連載する、て企画はなかなか面白いですね。誰もがあらすじを知ってる作品、てのは新聞連載との相性もいいように思います。つかだから歴史小説とか昔は多かったのか。

漱石はほとんど読んだことないしなあ。『こころ』以外にも取り上げてほしいなあ、なんて個人的には思います。

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こころ

こころ

 

連載は岩波文庫版をベースにしてるようです。仮名遣いやルビなんか現代風に直ってるぽくて読みやすいです。

こころ (岩波文庫)

こころ (岩波文庫)